主人公と音が突き抜ける『BLUE GIANT』【レビュー/感想】
Jazzとは何か
19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国南部の都市を中心に発生した音楽ジャンルです。
西洋楽器を用いた高度なヨーロッパ音楽の技術と理論、およびアフリカ系アメリカ人の独特のリズム感覚と民俗音楽とが融合して生まれました。
近年では大人の音楽としての認識が強く、ハードボイルドな男らしさとセクシーな女性像を連想させ、大人らしく洗練された側面を持ちます。
また他の音楽ジャンルにも影響を及ぼし、ジャズ要素を取り入れた楽曲は、「Jazzy(ジャジー)」と形容詞的に表現されることがあり、椎名林檎の「丸の内サディスティック」が例として挙げられますね。
若者がやり始める音楽と言えば、ロックとか最近だとヒップホップだったりすると思うのですが、なかなかジャズに興味を持つ機会はないと思います。YouTubeとかサブスクのアプリでいくらでも聴けますけど、やってみたいとは正直思ったことがありません。
ただ、間近に目の前で観る聴く機会があったら、その場の雰囲気と胸に響くものによって、興味が涌くかもしれません。
続きを読む王道こそ至高『ブレイブ・ストーリー』【レビュー/感想】
不意に見たくなる作品
喜怒哀楽、春夏秋冬。
何にも左右されず見たくなる、そんな作品は誰しもがあると思います。
自分が大学生の頃、学校の視聴覚室みたいなところに学生だと自由に見れるDVDがたくさんありました。最新作こそありませんでしたが、ちょっと古めのレンタルビデオ店ほどの在庫量はあったと思います。
授業の合間やちょっと(かなり)サボった時なんかによく利用していました。
分厚いファイルに作品の一覧が乗ったリストがあり、受付の前でペラペラとめくっていた時に、不意に目には入り借りました。
席に着くと隣の席とは仕切りがあり、よくは見えませんがおそらくワイルドスピードを見ていそうなチャラめの学生が座っていました。
そんな彼を横目にDVDをケースから取り出し、プレイヤーへと入れ、音漏れ確実なボロボロのヘッドホンを付け、一人の少年の冒険を見たのです。
初めてみた小学生の頃の思い出がフラッシュバックし、重い足取りで授業へと向かいました。
- 不意に見たくなる作品
- 子供向けで何が悪い
- これは、ボクの勇気のハナシ。
- 真っ直ぐなストーリー
- 作品を支える主題歌
- まとめ
- 子供向けで何が悪い
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ローカルを見つめ直す
秘境の地、群馬
「グンマー」と言った方が認知されているのではないかと思ってしまうほど、いじられる場所、北関東の古豪、群馬県。
意外に観光スポットもあるんですよ。
草津の湯畑、富岡の富岡製糸場、川場の田園プラザ、高山村のロックハート城など、ちょっとは名の知れた観光地があります。
そんな群馬県の良いところと言えば、自然です。…今更感ありますけど、例えば雄大な自然が見たくて北海道に行くと思っても、都内からだと交通手段や宿泊先を決めたり、何かと準備がいると思います。
しかし、群馬県は車で2時間、新幹線で1時間ほどで行ける好立地なんです。
加えて、関東内でスキー場に行きやすい立地でもあります。
未開の地=開拓できる、という余地があります。
手軽に自然を楽しむことのできる群馬県。パスポートはいりません。
続きを読むマキヒロチの最旬作。女子✖スケートボード『Sketchy』【レビュ―/感想】
夢中になれる何かを
コロナのおかげ?でいい意味で働き方が変わってきています。
通勤することすらなくなり、自宅で過ごすことが多くなり、自分の時間を作ることができるようになってきた人もいるでしょう。
しかし環境が変わることで悩むこともあります。
先の見えない将来に不安を感じることは最早現代病と言っても過言ではありません。
そんな時に自分を支えてくれるものとはいったい何でしょうか。
恋人?家族?友達?
選択肢の多い多様な生き方の中で、夢中になれることを見つけることは簡単そうで見つけにくいかもしれません。
思いかけないところで出会った夢中になれることをやれる環境はそろっています。
後は出会うだけです。自分も出会い待ちです。
続きを読むこんなにも残酷で綺麗な作品『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』【レビュー/感想】
初めてソーシャルディスタンスが良く思えた
まったく関係ないような見出しで始まりましたけど、実際に劇場に足を運んだ方には共感できるのではないでしょうか。
コロナ対策によって座席が1つずつ間隔が取られ、前後左右に空席がある状態で観ることになっています。
つまり、隣同士で肘掛の譲り合いをしなくてもいいんです!堂々と鎮座することができるんです!あの気まずさ故に作品に集中できなかった過去もあります…
まぁそんなこともありつつ、間隔が取られていることで安心してゆったりと観ることができたので、今回泣き崩れた、いや泣き溺れた醜態を晒すことなく劇場を出ることができたので、ソーシャルディスタンス様様でした。
続きを読む観るアニメ、聴くアニメ『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』【レビュー/感想】
リメイクでも続編でもない、リブート(再起動)
・リブート
(意味)過去の作品を新たな解釈で作り直すこと
代表的なリブート作品と言えば、「エヴァンゲリオン新劇場版」ですね。
テレビシリーズ終了後に、再編集や続編を交えた旧劇場版を経て、現在も続いている新劇場版になるわけです。旧劇まではリメイクという感じでしたが、新劇場版では過去のストーリーを再構築して描かれています。
「交響詩篇エウレカセブン」も、テレビシリーズ終了後に、パラレルワールド的な舞台で描かれた「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」が公開され、テレビシリーズの続編として「エウレカセブンAO」が放送、そして過去の作品をリブートして新たに3部作の劇場版が公開されています。
リブート作品は、ある程度、過去の作品の予備知識がないとついていけない可能性が出てきますので、予習は必須かもしれません。
ですが、上記の二作品の良いところは、一作目がアニメシリーズをベースに作られ、二作目以降から別作品として描かれているところです。
新規の方もとっつきやすいかもしれません。
既存のファンは、懐かしさと新しさの両方を楽しめる構成だと思います。
それゆえにこの二作品は比較され、後続のエウレカセブンはエヴァのオマージュだとか言われていたりしますが、そんなものはどの作品も同じことが言えると個人的には思っているので、むしろ引き合いにだしてもらえてありがたいとすら思います。
両作品とも大好きが故の駄文でした。(陳謝)
続きを読む捨てられない漫画たち【レビュー/感想/まとめ】
収集が醍醐味
皆さんの本棚に何の本が入ってますか?
自分の場合は、漫画と小説が9:1の割合で入ってます。
すごい人って一面本棚で、ものすごい数の漫画が収まっていると思いますが、結構皆さんも思っているより所持していると思うんですよね。
「ONE PIECE」とか「NARUTO」とか70~100冊くらいある漫画って意外と持ってません?
ただ数千冊もあると、いったいここまで集めるのにいくらかかってるんだろうと考えてしまいます。
収集癖がなくても自然に集まってくる漫画ですが、読まなくなった漫画や引っ越しなどでどうしても手放さなくてはいけない時があると思います。
今ではメルカリなどで手軽に整理することができるので、捨てる以外の選択肢を選びやすくなってきています。
しかし、これだけは…これだけは何だか手放せない漫画がありませんか?
プレ値だったり、何か特別なものでもないのに、普通に買える漫画なのに。
ページをめくる、その瞬間にそう思わせてくれる魅力があるのが漫画です。
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