音楽がオシャレなアニメ!『交響詩篇エウレカセブン』【レビュー/感想】
ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
昭和から平成に、そして令和となり、アニメを観る基準が大きく変わってきたと思います。
その一つの要因は自分が思うに…音楽だと。
今では主題歌やオープニングを有名アーティストが歌うのが当たり前になってきているけど、サウンドトラックまでオシャレなアニメは数多くはないと思います。
テレビでも時折使用され、ロボット×テクノはアニメーションの枠を超えて支持されている。
放送:2005年~2006年
話数:全50話
製作:BONES
ジャンル:SF/ロボット
リアルタイムでは観ていなかったんですけど、当時中学生だった自分にとっては斬新で新鮮な印象を受けました。
当時はただアクションすごい!とかエウレカが可愛い!みたいなざっくりした見方でしたが、改めて見ると、いやこれ、朝の7時のアニメ枠じゃないよ(笑)
「かいけつゾロリ」と一緒の枠って…
いいとこ夕方6時、今なら深夜枠だろって思います。
ざっくりストーリーを説明すると、舞台は、スカブコーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆っている惑星。目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う世界で、主人公のレントンとヒロインのエウレカが出会い、惹かれあい、成長していくアニメです。
ロボットアニメ特有の熱いアクションシーンと、ゲッコーステイトの魅力的なメンバーたち。横乗り系を取り入れたchill out要素は、今見てもグッとくるものがあります。
加えて憎めない敵役たち。ドミニク×アネモネ、チャールズ×レイはお決まりの愛されキャラクターですね。
そしてエウレカセブンの代表的な音楽は、SUPERCARのアルバム『HIGHVISION』の収録曲「STORYWRITER」じゃないでしょうか。
イントロから壮大さを感じさせる世界観は、エウレカセブンのイメージにぴったりです。
当時は初めて聞くような音楽だったので、正直良さがわからなかったです。
しかし改めて聞くと、現代のエレクトロニカ・オルタナティブロックのような要素を感じますね。
価格:3,044円 |
アニメ全体で使用されているサウンドトラックは、壮大なオーケストラやテクノミュージックが収録され、アニメ好きでなくとも一聴の価値ありです。ドライブの時や夜にお酒を飲みながら聞くのが個人的におすすめです。
CD/交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック1/オリジナル・サウンドトラック/SVWC-7294 価格:3,174円 |
★CD/交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック 2/アニメ/SVWC-7340 価格:3,174円 |
自宅で過ごすことが多い世の中ですから、全50話もありますけどゆっくり見ていただきたいです。